代償分割

 
代償分割 (だいしゅうぶんかつ)

代償分割とは、遺産分割によって価値の高い相続財産を取得した相続人が、他の相続人に対して現金などの自己の資産を交付する遺産分割の方法です。代償分割は、相続財産に事業用不動産や同族会社の株式など細分化、共有化を避ける手段として、しばしば利用されます。相続人間で代償分割の合意が成立したら、必ず遺産分割協議書に、代償交付の内容をはっきりと記載することが重要です。これを明確にしておかないと、相続人間で単純な贈与が行われたとして、贈与税がかかるおそれがあります。代償交付する財産は現金であることが多いですが、土地・建物のような不動産や株式などの場合、交付した時点で、時価で売却したと取り扱われ所得税がかかることになります。