債務控除

 
債務控除 (さいむこうじょ)

債務控除とは、相続税を計算するときに、被相続人が残した債務などを相続財産から差し引くことができることをいいます。主な例は以下の通りです。1)葬式費用、2)銀行や会社などからの借入金や未払い利息…被相続人が完済せずに亡くなった場合は、相続人がその債務を引き継ぐことになります。相続の非課税財産にかかる借入金は除かれます。3)治療費・入院費などの医療費未払い分…亡くなる直前に、治療や入院する人は多いと思いますが、この未払い分も債務として控除の対象となります。4)税金の未納分…固定資産税・所得税・住民税の未納分があった場合、被相続人にかわって相続人が支払うことになり、債務として控除の対象となります。また、準確定申告時に発生した所得税等も債務として控除の対象となります。但し、相続人などの責任に基づいて納付したり、徴収されることになった延滞税や加算税などは遺産総額から差し引くことはできません。